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Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet
高速回転中の青い惑星地球、負けじと走り回る一人の記録。
11/16 封切り: ”Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald" 原作:J.K.ロウリング、監督:デイヴィッド・イェイツ、キャスト:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、ジュード・ロウ、ジョニー・デップほか
公式予告編: "Fantastic Beasts 2: The Crimes of Grindelwald" (ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 2:グリンデルワルドの犯罪)



2年前の第1作を見て以来、待ちに待った2作目が金曜日16日に封切りとなったので早速映画館へ駆けつけて観てきた!2時間を少し超える長い物語だが長さを感じない作品に仕上がっている。が、観終わった後の気分が「ハリー・ポッター」シリーズや「ファンタスティック・ビースツ」の一作目と同じように高揚していたかと問われれば、答えは "NO" だ。

レッドメイン演じる主人公、ニュート・スカマンダーに加えて、ホグワートの教授アルバス・ダンブルドアにはジュード・ロウ、そしてダンブルドアに対立する怒り/恐怖心を煽る暗黒界のリーダー、ゲラート・グリンデルワルドにはジョニー・デップが配役されている。

また韓国の女優、クローディア・キムが、ハリー・ポッター物語でヴォルダモート卿のコンパニオンとなる蛇の化身 「ナギニ」役で出演している。

そのナギニは1920年代のニュー・ヨークで 「サーカス・アーカナス」 と呼ばれる見世物に出されているのだが、サーカスのマレディクタスはナギニに血の呪いを掛けていて最終的には彼女を永遠に蛇の姿に閉じ込めることができる。孤独な彼女のサーカス生活の中で、雑用係の若者、エズラ・ミラー演じるクリーデンス・ベアボーンとの友情が芽生える。

クリーデンスとグリンデルワルドの関係が次作でどうなるかが興味深いが、物語は第二次世界大戦へ向かう時代と似ていると言われる現在の世界の状況を色濃く反映している所為か、観賞後の気分が盛り上がらない。ハリー・ポッター物語では心がワクワクする要素が多かったが、大人向け(?)のファンタスティック・ビースツ物語にはそれが欠けるのが残念と言えば残念だ。

上映時間は2時間13分。
原作:J.K.ロウリング、監督:デイヴィッド・イェイツ、キャスト:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、ジュード・ロウ、ジョニー・デップほか



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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

"Bohemian Rhapsody" ロック・グループ、"Queen" の伝記映画 11月2日封切り:監督ブライアン・スィンガー (デクスター・フレッチャー)、主演ラミ・マレック、ルースィー・ボイントン、グウィリム・リー、。
イギリスのロック・バンド、「クウィーン」のヒット曲、「ボヘミアン・ラプソディ」と同じタイトルを冠した彼らの伝記映画を観てきた。3人で出かけたのだが、映画館で友人夫妻に遭遇:2時間超の映画を観終わり出て来た所で、別の知り合い夫妻に遭遇。全員が映画の言わんとする所に共鳴して「ハイ」な状態なのが分かる。

気分を高揚させているのは彼らの音楽、製作過程の面白さだけではない。リード・ヴォーカリストのフレディ・マーキュリーを中心とした「クウィーン」の草創期「スマイル」時代から1985年7月13日のウェンブリー・スタディアムでアフリカの子供達を飢饉から救うための "LIVE AID" 参加までの出来事を追った見応えのある作品になっていた。特に、フレディの旧い伝統(ゾロアスター教徒)に根ざした移民の家族環境から最先端のロック界の頂点にまで駆け上がり、45歳で当時社会問題の最先端にあった病気(エイズ)で亡くなるまでの軌道修正を含む人生模様は、生きる力、勇気を与えてくれる。

映画は難産だったらしく、監督のブライアン・スィンガーが欠席や出演者との不仲が理由で2017年に解雇され、映画を仕上げたのはデクスター・フレッチャーだったと云う。プロデューサーは、グラハム・キング、元 Queen のマネージャーのジム・ビーチ、ロバート・デ・ニーロの名前も見えた。脚本はアンソニー・マッカーテン。

フレディ・マーキュリー(本名ーファルーク・バルサラ)役は、性格俳優のラミ・マレック、
フレディの人生で重要な役割を担うメアリー・オースティン役は、ルースィー・ボイントン、
ククィーンのリード・ギタリスト、ブライアン・メイは、グウィリム・リー、
ドラマー、ロジャー・テイラーは、ベン・ハーディ、
バス・ギタリスト、ジョン・ディーコンはジョセフ・マッゼッロ、
マネージャーのエイダン・ギレンはジョン・リード、
クウィーンの弁護士でマネージャーになるジム・ビーチは、トム・ホランダー、
フレディの個人マネージャー、ポール・プレンターは、アレン・リーチ、
EMIの重役、レイ・フォスターは、マイク・マイヤーズ、
フレディの「恋人」ジム・ハットンは、アーロン・マッカスカー。。。


(16:22) Published on Oct 30, 2018 by "Entertainment Access":



下の動画は1985年7月13日の "LIVE AID"に参加した「クウィーン」の演奏部分:

(24:36) Queen - Live at LIVE AID 1985/07/13 [Best Version] Published on Dec 24, 2014 bySimon Christensen:





テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

キムタク『検察側の罪人』の安倍政権風刺がキレキレ! 山口敬之事件や安倍昭恵、日本会議を想起させる描写も 2018.9.5. (Li-Tera)
キムタク『検察側の罪人』の安倍政権風刺がキレキレ! 山口敬之事件や安倍昭恵、日本会議を想起させる描写も 2018.9.5. (Li-Tera)


「高島グループの資金は戦争国家に戻す

ために使われている!」


原田眞人監督:「今の日本が危険な状況下にある以上、現代社会を反映させた要素を僕はどんどん打ち出していきたい」

「例えば、アドルフ・アイヒマンを描いた映画はドイツで毎年のように作られ続けています。でも日本でいま、そういう映画はない。けれども、どこかで語られ続けなければいけない」

  木村拓哉二宮和也の共演で話題の映画『検察側の罪人』。木村、二宮のみならず、松重豊、大倉孝二、酒向芳など演技派の俳優たちによる演技バトルが話題を呼び、興行通信社による初週の全国週末興行成績(8月25日、26日)は、動員31万8000人、興収4億1600万円で1位、2週目も連続1位とヒットしている。

『検察側の罪人』は、東京地検刑事部に所属する最上毅(木村拓哉)と沖野啓一郎(二宮和也)を中心とした物語。二人は蒲田で発生した老夫婦惨殺事件の担当となるのだが、彼らにとっては日常的に起きる事件のひとつに過ぎなかったその案件は、捜査線上に松倉重生(酒向芳)が浮上したことから急展開する。

 松倉は23年前に起きた荒川女子高生殺害事件で容疑者の可能性が高いと目された人物だったが、証拠不十分のため逮捕にまではいたらず、女子高生殺害事件は時効となっている。事件当時、被害者と親しい間柄だったこともあり荒川の事件に特別な思いを抱いている最上は、蒲田の事件を通じてなんとしても松倉を罰したいと考え、証拠の捏造や隠蔽にまで手を染めるなどだんだんと暴走していく。



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"The Wife," ビョルン・ラング監督、脚本ジェイン・アンダーソン、原作メグ・ウォリッツァー、グレン・クロース、ジョナサン・プライス、クリスティアン・スレイター、アニー・スターク、マックス・アイロンズ主演
この所、映画館で見逃した映画を飛行機で移動中に見る事が多かったのだが、昨日の水曜日にやっと映画館でメグ・ウォリッツァーの2003年の小説、"The Wife"を原作とする同題でビョルン・ラングが監督した「ソニー・ピクチャーズ」の "The Wife" を観てきた。100分と長めの作品だが、時間を感じさせない出来だった。

(2:25) Official Trailer, Sony Pictures


監督ビョルン・ラング
脚本ジェイン・アンダーソン、
原作メグ・ウォリッツァー
妻ジョアン・キャッスルマン(グレン・クロース)、
夫ジョー・キャッスルマン(ジョナサン・プライス)、
自伝作家ナサニエル・ボーン(クリスティアン・スレイター)、
若い時代の妻役:アニー・スターク、
若い時代の夫役:
息子デイヴィッド・キャッスルマン(マックス・アイロンズ)

主人公二人、ジョーとジョアン・キャッスルマン夫妻の物語は1950年代の東部の名門女子校スミス・カレッジの文学部で始まる:この私立女子大学はソフィア・スミスと云うニュー・イングランドに住む一人の女性の寄付から始まった学校で、創立は1871年。ニュー・イングランドは典型的な WASPs (White Anglo-Saxon Protestants) アングロ-サクソン系白人プロテスタント教徒の住む地域で、多くは17世紀に宗教的迫害を逃れて新大陸に到着したイギリスにゆかりの家系の人々だ。

1950年代はまだフェミニズム運動が始まる前で、女性はまだ男性に傅くのが理想とされた時代だった。(1954〜1960年にかけて放映されたアメリカのTVシリーズ、ニュー・イングランド"Father Knows Best"や "I Love Lucy" や "Leave It Beaver" などの世界だ。)文学部で教鞭をとっていたのは社会的にはワスプ系の人々からは下に見られていたユダヤ系のジョー・キャッスルマンだった。


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"The Shape of Water" 監督:ギリイェルモ・デル・トーロ、脚本:デル・トーロ & ヴァネッサ・テイラー、主演:サリー・ホーキンス、オクタヴィア・スペンサー、ダグ・ジョーンズ
今年のアカデミー賞で作品賞と監督賞を勝ち取った "The Shape of Water" 。
受賞スピーチで、ギリイェルモ監督が「僕のようなメキシコからの移民がこのような賞を受けられるなんて。。。」と喜びを表していたが、特に印象的だったのは彼の「移民」に対しての気持ちだった。

性的にも社会的にも人種的にも、自分とは似ても似つかない人々や「魚類人」に対しても、気持ちの共有ができるような物語を伝える能力映画の魅力だと語り、「我々の業界がしているのは、している最高のことは、砂に描かれた線を消すことだ。世界が線を深く刻めと言っている時に、消し続けるべきだ」と。「ファンタジーを利用して、今日世界で現実である物事を語ることを夢見ている人なら誰でもできる。これがドアだ。蹴り破って中に入って来い」と受賞スピーチを締めくくった。

物語の背景は、先日紹介した "Suburbicon" ジョージ・クルーニー監督、マット・デイモン、ジュリアン・ムーア主演 2017年製作(パラマウント)とほぼ同じ1962年頃: 「パパは何でも知っている | "Father Knows Best"」のTVシリーズの中では「父権」が甘い衣を着せられているが一番強く出されていた。

"The Shape of Water" の中では「怖い|強い こわい」父権が表に出てくる、それも冷戦時代の秘密にまみれた軍の研究施設を中心にして。

登場人物は力|暴力で全てを組み伏せる施設現場の責任者、マイケル・シャノン演じるリチャード・ストリックランド、施設の清掃係でろうあ者の女性、サリー・ホーキンス演じるイライザ・エスポズィート、イライザの仲の良いアフリカ系の同僚、オクタヴィア・スペンサー演じるゼルダ・ディライア・フラー、イライザの住む映画館の上階にあるアパートの隠れゲイの隣人、リチャード・ジェンキンス演じる商業イラストレーターのガイルズ、研究者でロシアのスパイであるマイケル・スタールバーグ演じるロバート・ホフステットラー a.k.a. ディミトリー・モセンコフ、そして物語の中心にいる南米で捕獲されたと云う設定のダグ・ジョーンズ演じる両棲ヒューマノイド。

物語の中心にいるイライザも彼女を支える同僚のゼルダも隠れゲイのガイルズも、名前の無い両棲動物人も完全な弱者だ。研究所で流血を見たイライザが何事かと興味を持ち、血の源が鎖に繋がれた両棲動物人|両棲ヒューマノイドであることを突き止める。流血の原因は、家族と共にいても口を開く様子もないストリックランドだ。サディスティックで、無用の暴力を両棲ヒューマノイドに対して振るい続ける。

話し言葉を持たないイライザと両棲ヒューマノイドだが、イライザは警備の隙を縫ってヒューマノイドに近づき、手話を使って意思の疎通を図る。ここまでは一見「美女と野獣」の世界だ。

オフィシャル予告編:THE SHAPE OF WATER | Final Trailer | FOX Searchlight


["The Shape of Water" 監督:ギリイェルモ・デル・トーロ、脚本:デル・トーロ & ヴァネッサ・テイラー、主演:サリー・ホーキンス、オクタヴィア・スペンサー、ダグ・ジョーンズ]の続きを読む

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