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Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet
高速回転中の青い惑星地球、負けじと走り回る一人の記録。
番外編:カリフォルニア(982): Oregon (266) Back to オチョコ国有林公園 (Ochoco National Forest)
2016.5.10.:同じ道を辿ってまたオチョコ国有森林公園 (Ochoco National Forest) へ入ったこの日、前日とは異なるルートで周り、帰路に着いた。

お天気も良くまだ明るいので直帰せず、これまで植物を良く見ていなかった町の北側にある台地のオチョコ・ヴュー・ポイント (Ochoco View Point) へ: 約200年前に敢行されたルイス・&・クラーク探検隊 (Lewis & Clark Expedition) ゆかりのルウィッスィア (Lewisia) の一種、ビッタールート (Bitterroot) 、学名:(Lewisia rediviva) との遭遇に喜んだ後、トレイルを更に進むと日本でも馴染みのあるシバザクラが顔を出した。

blog 57 Ochoco View Point, Spreading Phlox (Phlox diffusa), OR_DSC2758-5.10.16.(2).jpg

日本に入っているシバザクラは学名:(Phlox subulata) で、コスモスと同じで原産地はアメリカ大陸だ。シバザクラは北アメリカ、コスモス|オオハルシャギク、学名:(Cosmos bipinnatus Cav.) は熱帯アメリカ|メキシコが原産地となる。

blog 57 Ochoco View Point, Spreading Phlox (Phlox diffusa), OR 2_DSC2759-5.10.16.(2).jpg

ここのシバザクラは、北アメリカ西部に自生するスプレッディング・フロックス (Spreading Phlox) 、学名:(Phlox diffusa) と思われる。
カラカラに乾燥した土地で周囲の小さな雑草は干からびて茶色になっているが、このシバザクラだけは緑色で綺麗な色の花を咲かせていた。

blog 57 Ochoco View Point, Spreading Phlox (Phlox diffusa), OR_DSC2762-5.10.16.(2).jpg


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番外編:カリフォルニア(981): Oregon (265) Back to オチョコ国有林公園 (Ochoco National Forest)
2016.5.10.:同じ道を辿ってまたオチョコ国有森林公園 (Ochoco National Forest) へ入ったこの日、前日とは異なるルートで周り、帰路に着いた。

お天気も良くまだ明るいので直帰せず、これまで植物を良く見ていなかった町の北側にある台地のオチョコ・ヴュー・ポイント (Ochoco View Point) へ: 毒性があるため蛇紋岩のある土地には特定の植物が自生する。その中の一つ、19世紀初めに敢行されたルイス・&・クラーク探検隊 (Lewis & Clark Expedition) を率いたメリウェザー・ルイス大尉 (Meriwether Lewis) ゆかりのルウィッスィア (Lewisia) の一種、ビッタールート (Bitterroot) 、学名:(Lewisia rediviva) の続き。

フランス系毛皮猟師|トラッパーたちが「苦い根 "racine amère"」と呼んでいたことから始まったらしい英語名、ビッタールート:厳しい環境を生き抜く辛さや苦しみは、この優しい姿からは想像できない。

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開花したばかりで花弁がまだ完全に伸び切っていない状態のビッタールート。

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一株の蕾が一斉に咲くのではなく、一つ一つ咲くのだそうだ。メリウェザー・ルイス大尉の名を冠するビッタールート、カリフォルニアでも見られるが、オレゴンで見るのは初めて。嬉しい遭遇だった。

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番外編:カリフォルニア(980): Oregon (264) Back to オチョコ国有林公園 (Ochoco National Forest)
2016.5.10.:同じ道を辿ってまたオチョコ国有森林公園 (Ochoco National Forest) へ入ったこの日、前日とは異なるルートで周り、帰路に着いた。

お天気も良くまだ明るいので直帰せず、これまで植物を良く見ていなかった町の北側にある台地のオチョコ・ヴュー・ポイント (Ochoco View Point) へ: 毒性があるため蛇紋岩のある土地には特定の植物が自生する。その中の一つ、19世紀初めに敢行されたルイス・&・クラーク探検隊 (Lewis & Clark Expedition) を率いたメリウェザー・ルイス大尉 (Meriwether Lewis) ゆかりのルウィッスィア (Lewisia) の一種、ビッタールート (Bitterroot) 、学名:(Lewisia rediviva) の続き。

前記事でロッキー山脈北部、モンタナ州とアイダホ州にまたがる地域にビッタールート・マウンテンズ|山脈 (the Bitterroot Mountains) があると書いた。数少ないルイス大尉の名を冠する野草の名前は、フランス系毛皮猟師|トラッパーたちが「苦い根 "racine amère"」と呼んでいたことから始まったようだ。

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近辺のビッタールート・マウンテンズ|山脈やビッタールート・ヴァレー (the Bitterroot Valley) や ビッタールート・リヴァー (the Bitterroot River) などの名前は、すべて野草の「ビッタールート」に由来していると云う。

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これまで掘り起こして手根の様子を観察したことはないが、辞典によると、人参のように単一の場合と根別れしている場合とあるようだ。

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1.5〜3.5 cmほどの長さの花びらの枚数は15枚前後で、花の直径は7〜8 cm前後あり、背丈に比して大きい。開花期は4月から7月と比較的長い。

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ビッタールートの種はまだ見た事がないが、卵形の鞘に6〜20個の丸い種ができるそうだ。

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番外編:カリフォルニア(979): Oregon (263) Back to オチョコ国有林公園 (Ochoco National Forest)
2016.5.10.:同じ道を辿ってまたオチョコ国有森林公園 (Ochoco National Forest) へ入ったこの日、前日とは異なるルートで周り、帰路に着いた。

お天気も良くまだ明るいので直帰せず、これまで植物を良く見ていなかった町の北側にある台地のオチョコ・ヴュー・ポイント (Ochoco View Point) へ: 毒性があるため蛇紋岩のある土地には特定の植物が自生する。その中の一つ、19世紀初めに敢行されたルイス・&・クラーク探検隊 (Lewis & Clark Expedition) を率いたメリウェザー・ルイス大尉 (Meriwether Lewis) ゆかりのルウィッスィア (Lewisia) の一種、ビッタールート (Bitterroot) 、学名:(Lewisia rediviva) の続き。

「ビッタールート」はどこから来ているのかと少し調べてみると、アイダホとモンタナ州にまたがる部分のロッキー山脈 (the Rockie Mountains) 系のビッタールート・マウンテンズ|山脈 (the Bitterroot Mountains) がある。ルイス・&・クラーク探検隊にとって標高3,096m もあるこの山々は、大西洋から太平洋への陸路を拓く夢を打ち砕きかけない存在だった。

ヌマハコベ科に属するビッタールートは多年草で、「死からも復活する|再生する」と云う意味で学名に "rediviva" が入っている。乾燥した場所に自生するこの野草が、すっかり干からびて死んでしまっていると思われるような根からも再生する能力を持っていることを指している。

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北アメリカ西部に見られる野草で、画像からも分かるように、乾燥した岩場やがれ場に育つ極小さな存在だ。花の色はピンクからラヴェンダー。白い花もあるようだが、これまでの所、まだ遭遇していない。

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アメリカがアメリカ合衆国になる前には、フランス系の「トラッパー "trapper"」、毛皮猟師が多く活躍していた:先住民との接触も多く、彼らは「苦い根 "bitter root"」としてこの植物の知識を持っていた。先住民は、「黒い薬 (シャイアン族)」あるいは「手で剥いた :hand-peeled"」などの名前で呼んでいたと云う。

blog 57 Ochoco View Point, Bitterroot (Lewisia rediviva), OR_DSC2723-5.10.16.(2).jpg

ショショニ族 (the Shoshone) やフラットヘッド族 (the Flathead Indians) 、カナダとアメリカに住んでいたクテネイ族 (Kutenai) はたまにデリカシーとしてビッタールートの主根を雷鳥と炊き合わせたり、砂糖と一緒に食べたりしていたらしい。他の部族では塩と食べることも好まれたようだ。

また鮭を大切な食料源としていた北部ショショニ族は、手根の赤い中心部には熊の攻撃を止めるほどの力があると信じていたと云う。

ルイス大尉は探検の途中でビッタールートを食していたようだ:持ち帰ったサンプルは分類され命名されたが、大尉の名前を関するラテン名を付けたのはドイツ系アメリカ人植物学者のフレデリック・パーシュ (Frederick Pursh) らしい。(続く)

blog 57 Ochoco View Point, Bitterroot (Lewisia rediviva), OR_DSC2724-5.10.16.(2).jpg


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番外編:カリフォルニア(978): Oregon (262) Back to オチョコ国有林公園 (Ochoco National Forest)
2016.5.10.:同じ道を辿ってまたオチョコ国有森林公園 (Ochoco National Forest) へ入ったこの日、前日とは異なるルートで周り、帰路に着いた。

お天気も良くまだ明るいので直帰せず、これまで植物を良く見ていなかった町の北側にある台地のオチョコ・ヴュー・ポイント (Ochoco View Point) へ: オチョコ・ヴュー・ポイントの台地の北側へ回り込んで行くと、9/22付の記事で紹介した<ラン科>の植物のように見えた野草が、今度は根元から花までの全体が見える場所に咲いていた。

葉の形状などからラン科ではない事が分かる:どちらかと云うと菜種のようなアブラナ科に近い。下半分に見える黄色の花を付けた野草は、前記事で紹介した馬の肝硬変を引き起こすフィドルネックス。

blog 57 Ochoco View Point, Entireleaf Thelypody アブラナ科 (Thelypodium integrifolium), OR_DSC2708-5.10.16.(2).jpg

花の詳細を接写しておらずお見せできないのが申し訳ないが、この野草はアブラナ科のエンタイアリーフ・セ (th) リーポディ (Entireleaf Thelypody) 、学名:(Thelypodium integrifolium) 。主根を持つ2年草で、まっすぐに上に伸び、背丈は20〜80cm前後になる。
この個体は80cmに近い大きな1本だった。花びらの色は白から紫色まで幅があるようだ。

blog 57 Ochoco View Point, Entireleaf Thelypody アブラナ科 (Thelypodium integrifolium), OR 2_DSC2709-5.10.16.(2).jpg

前出のオレンジ・グローブ・マローも上でなく横に長く花茎を伸ばして花を咲かせていた。

blog 57 Ochoco View Point, Orange Globe Mallow (Sphaeralcea munroana), OR_DSC2710-5.10.16.(2).jpg

そしてやっと遭遇:毒性のある蛇紋岩の土地を好み美しい花を咲かせる、そして1804〜1806年にかけて西側への陸路を初めて開拓したルイス・&・クラーク探検隊 (Lewis & Clark Expedition) を率いたメリウェザー・ルイス大尉 (Meriwether Lewis) とウィリアム・クラーク少尉 (William Clark) ゆかりのルウィッスィア (Lewisia) の一つ、ビッタールート (Bitterroot) 、学名:(Lewisia rediviva) だ。

ルイス大尉とクラーク少尉たちが発見し記録した植物や動物は多種多様に渡るが、彼らの名前を冠したものは数える程しかない。このビッタールートの学名はルイス大尉の名前から取っている。(続く)

blog 57 Ochoco View Point, Bitterroot (Lewisia rediviva), OR_DSC2715-5.10.16.(2).jpg


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