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自由なラジオ #18「ライトアップジャーナル:今中哲二 伊方原発核燃料装填、再稼働について 2016.7.30.
自由なラジオ #18「ライトアップジャーナル:今中哲二 伊方原発核燃料装填、再稼働について 2016.7.30.


伊方原発核燃料装填再稼働について

(8:42)


自由なラジオ:やはり伊方原発と云うと今中さんや小出さんが関わった設置許可取り消し裁判ですよね。大変なじみの深い原発だと思うんですが。。。

今中さん:もう40年前になりますけども,ちょうど私が職場に入った年に,いわゆる伊方原発の裁判が始まってた所でした。

自由なラジオ:そうでしたね。今中さんが75年に入られて。。。

今中さん:76年です。

自由なラジオ::76年ですか。もう裁判、始まってたわけですね。

今中さん:まだ若き頃で。。。それで裁判のお手伝いで中に入ってみると、色々話を聞いて見ると,どうも原告の住民の方が議論では勝ってるんですよね。
 いわゆる国側の証人になっている方が、弁護士さんの質問に答えられないというような事態が、しばしば起きたんですよね。それで、ひょっとしてこの裁判,住民側が勝つんじゃないかな、と云う風に私、若いながら感じてたんですよ。




自由なラジオ:しかし地裁とそこから負けて行くわけなんですよ。

今中さん:そうなんですよ。裁判が結審する前になると,どういうわけか裁判官がポロッと替わって。。。(笑)

自由なラジオ:替えられるんですよね。

今中さん:何が何だろう、と私は思いましたけどね。

自由なラジオ:その時に、今はもう伊方原発は1号基、2号基、3号基と、3基も出来てしまいましたから。そんなこと想定できましたか?

今中さん:いや〜、ここの伊方ですよね、中央構造線と云うのが目の前にあって、瀬戸内に向かって原発があるんですよね。もう信じられない話ですよ。

自由なラジオ:核燃料装填というのは、どんな作業なんでしょうか?

今中さん:原発の原子炉というのは、核燃料、ウランの核分裂連鎖反応を使いますよね。で、燃料というのは、燃料そのものがウランと云うものですよね。ウランと云う奴を、燃料ペレットというのにして、それを燃料棒と云う長くて細いものに詰め込んで、それを束ねたものが燃料集合体です。

で、その燃料集合体、アメリカ型だったら,大体200個位を集めて一本の燃料集合体になるのかな。それを150体位原子炉の中に入れると,全体の炉心が出来て、ようやく核分裂連鎖反応を始められる体勢ができる、というもんです。

自由なラジオ:この作業自体はそんなに危なく無いんですか?

今中さん:作業はですね、水の中でクレーンとか色々使いますから、それでクレーンから外れたりすれば問題ですけれども、そのウラン等,特に危ないと云うもんではないと思いますけども。

自由なラジオ:なるほど。で、今回使われる燃料がモックス (MOX) 燃料ですよね。使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウランを混ぜた燃料。
 これ、今中さん、大丈夫なんでしょうか?


今中さん:ま,プルトニウムも核燃料になる物質の一つですから、電力会社、,,と云うより、日本政府が何とかしたいんですよね。

自由なラジオ:う〜ん、政府がですね。

今中さん:日本政府は,原子炉から出て来る使用済み燃料を全部再処理して、プルトニウムを取り出す、と云う事なんですが,本来はそのプルトニウムは、いわゆる高速増殖炉もんじゅと云うのがありますけども、それで使う予定だったんですけども、その高速増殖炉をやろうと云う路線は、大体もう、20年前に破綻しちゃったんですよね。

自由なラジオ:そうですよね。動いてませんよね。(笑)

今中さん:それでプルトニウムが余ってしまって,何とか使いたいと、、、多分電力会社も特にモックス燃料を使いたいと思ってるとは思えないですよ。安全性が悪くなることはあっても,良くなることはありません。

自由なラジオ:電力会社の説明によりますと、燃え易いプルトニウムの割合が低いんだと、そしてウランと混ぜるのだから,大丈夫なんだと云われてますけれども、本当なんでしょうか?!

今中さん:私の知る所では、制御棒の利き具合が悪くなるとか,そう云った問題はあるようですね。

自由なラジオ:本来プルトニウムは使うものではないですよね,原発自体。

今中さん:プルトニウム燃料は想定していませんから、そう云う意味では安全性に対する余裕度みたいなものが減って行く方向だと思います。

自由なラジオ:なるほど。そんな事をしてでも,プルトニウムを消費しないといけないと云う政策ですね。

今中さん:そこの問題を,我々、日本政府は考え直さなければならないんだと思います。

自由なラジオ:プルサーマル計画と云うのも,何としても諦めきれないと云うことなんでしょうか。。。

今中さん:そうですよね。何と言うんでしょうかね、バイトリ(?)工場もそのまま残りますし、もんじゅ、あのもんじゅさえ残っていると云う不思議な原子力政策ですよね。

自由なラジオ:さて、再稼働となりますと,新規制基準の下では、九州電力の川内原発の1号基、2号基、そして関西電力の高浜3号基、4号基に続き6基目となるんですか。今の所,高浜は、司法判断で差し止め中ですけども、本当に再稼働、必要なんでしょうか?

今中さん:あのですね、本当は私が聞きたい話しでして(笑)。。。あの〜昔はと云うか,何年か前は、夏で暑いと電力が足りない,電力が足りないと云ってたんですけれども、この夏なんて節電の「せ」の字も無いんですよ。

自由なラジオ:そうなんですよ。

今中さん:それで私、その辺不思議だなと思って,個人的に調べたら、実は夏の最大電力量というのは、そもそも毎年減ってるんですよ。

自由なラジオ:エ〜ッ、減ってるんですか?

今中さん:減ってます。去年と比べると,一昨年ですか、今年,去年と比べると、ピーク需要で1千万kw位減ってます。

自由なラジオ:そんなに減ってるんですか?!

今中さん:え〜,ビックリしました。

自由なラジオ:それで,節電の「せ」の字も出て来ないんですか。

今中さん:え〜、よく分らないんだけれども、今頃、太陽光パネルがもの凄く普及してますよね。それで,夏のピークを抑えられてるんじゃないかと思います。

自由なラジオ:なるほど〜、と云う事は、原発は必要無いと。

今中さん:我々には特に必要無いですよね。我々にはリスクばっかり被さって来るもんですから。

自由なラジオ:そうですね〜。今、リスクの話をされましたけれども、この伊方原発と云うのは佐賀岬半島の外れにあるんですけれども,避難計画も私は十分に出来てないと思うんですけれども。

今中さん:そうですね。どこの再稼働もそうでしょうけども、一番けしからんのは原発の安全性の責任を持つべき、いわゆる規制委員会、規制庁がきちんと審査しないと、避難計画等に彼らは責任無いと云う態度を取ってる。やっぱりこれは,私は問題だろうと思いますね。

自由なラジオ:規制委員会が責任持たないんだったら、どこが責任持つんですか?!

今中さん:阿部さんは,口だけの人ですから。

自由なラジオ:先程、今中さんのお話の中にもありましたけれども、この伊方原発の北側には中央構造線と云う活断層が通っているんですね。

今中さん:そうなんですね。皆さん、この前、熊本の地震がありましたよね。あれが段々大分の方に延びて行って,その先を見たら、ア〜,伊方原発に届くな、と。多分,多くの方がそう思って,見られたんだと思いますよ。

自由なラジオ:そうなんですよね。で、忘れてはいけないのは、南海トラフもありますよね。

今中さん:そうですね。

自由なラジオ:と云うことは,地震の巣のような所に伊方原発があると云うことですよね。これ,何としても,本当に再稼働必要無いんだったら、止めて欲しいと思うんですが。。。

今中さん:そこまでして、我々電気を使わんならんのかと、作らんならんのかと云う問題だと思います。

自由なラジオ:何とか、この、私たちも賢くならないと駄目ですよね。すぐこう目先の事をすり替えられると,原発のことも忘れてしまう。。。そうですね。。。
 はい、今中先生,どうもありがとうございました。


今中さん:ありがとうございます。

自由なラジオ:以上、ライトアップ・ジャーナルでした。




Published on Jul 31, 2016 by tacc77:

伊方原発核燃料装填再稼働について


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テーマ:原発再稼働 - ジャンル:政治・経済

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