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神保哲生 & 藤井克徳代表:相模原障害者殺傷事件・日本社会の中に潜む事件の遠因を考える 2016.7.29. (videonews.com)
神保哲生 & 藤井克徳代表:相模原障害者殺傷事件・日本社会の中に潜む事件の遠因を考える 2016.7.29. (videonews.com)


弱者探しの連鎖:小さな兆候を見逃すな

「もし障害者が居なくなれば、社会は次の厄介者を探し出す。それは高齢者かもしれないし、病気の女性や子供かもしれない。」

(36:04)


Published on Jul 29, 2016 by http://www.videonews.com/:

ニュース・コメンタリー (2016年7月30日)

 相模原市の障害者施設で19人が殺害された事件の容疑者が、障害者安楽死させるべきと考えて殺した」などと話していることが明らかになり、社会に衝撃が走っている。中でも最も大きな衝撃を受けたのは、障害者自身だった。

 障害者の多くが、生産活動における効率や生産性が絶対視される風潮の中で、必ずしも効率よく仕事ができない自分たちが社会から取り残されたり、そんな自分たちに対して批判的な眼差しが向けられていることを感じていたと、日本障害者協議会の藤井克徳代表は語る。そうした中で今回の事件は起きた。

 「社会的に生産性が乏しいと、価値がない人間と断定されてしまう。今の社会にもそんな風潮があるように思います」と自身が全盲の藤井氏は語る。「今回のような犯罪に対して、社会の中に共感を覚えたり同調する人が出ることを恐れています。」




 藤井氏はナチスドイツ「T4作戦」障害者の大量虐殺を図ったことに触れ、今回の事件の容疑者の考え方の根底には、ナチスの優生思想があることは明らかだという。T4も最初は障害者から始まり、その対象が病人や同性愛者などに拡大されていった。そして、最後はユダヤ人600万人の大虐殺にまで行きつくことになる。

 社会が不安定になればなるほど、人々は不満のはけ口を探し始める。典型的な社会的な弱者の障害者は恰好の標的となる。

 「もし障害者が居なくなれば、社会は次の厄介者を探し出す。それは高齢者かもしれないし、病気の女性や子供かもしれない。」そのような弱者探しの連鎖を続けて何になるのかと藤井氏は問う。

 今週のNコメはジャーナリストの神保哲生が藤井氏のインタビューをもとに、相模原事件が社会に投げかけた大きな課題の正体を考えた。

(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)




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この記事へのコメント
日本の場合は国の負担、立ち行かなくなった社会保障と密接に結びついてるように思います。
麻生とかいう人のブルガリアでの発言、「国に負担をかけている高齢者は死ぬべきだ」。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=vFN7eTucz-U
「高齢者は『適当な時に死ぬ義務』がある」で知られる曽野綾子氏は、野田聖子議員に対して「子どもの治療に税金を使っているのを申し訳なく思え」、こちらはリテラです。
http://news.infoseek.co.jp/article/litera_4788/
自民の示す憲法改正案に見られる国民主権から国家主義への転換は、こういう考え方を正当化する懸念がありますね。
何といっても、すべて国民は「個人として尊重される」じゃなくて「人として尊重される」ですからね。
2016/08/03(水) 20:18:25 | URL | ktpage #-[ 編集]
ktpageさんへ:優生思想
ktpageさん、こんにちは。

> 日本の場合は国の負担、立ち行かなくなった社会保障と密接に結びついてるように思います。
> 麻生とかいう人のブルガリアでの発言、「国に負担をかけている高齢者は死ぬべきだ」。
> https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=vFN7eTucz-U
> 「高齢者は『適当な時に死ぬ義務』がある」で知られる曽野綾子氏は、野田聖子議員に対して「子どもの治療に税金を使っているのを申し訳なく思え」、こちらはリテラです。
> http://news.infoseek.co.jp/article/litera_4788/

麻生某も曽野某も、自分が「処分される側」に入ることは一切想定していないですね。
今の日本のメディアで、まともにこれらの声を取り上げて問題提議している所が、大手で無い所が問題の本質を良く現していると思います。

日本の場合、年金制度を作った時に、その年金をきちんと払い戻す考えは無かった(大分前の「週刊現代」の記事で、当時の関係者の声を拾ってました)と云うのが根本的「問題」だと思います。今回の消費税の導入もそうですが、毎回、社会保障充実のためにと幟は立てるのですが、実際にはほとんど社会保障には適用されていません。

年金基金も消費税も、権力中枢が自由に手を突っ込める「貯金箱」が欲しいだけであると見ています。
それは、株式市場の高値を維持するために注ぎ込まれている年金基金の中に、国家公務員の基金が入っていないことからも明白であると思います。

> 自民の示す憲法改正案に見られる国民主権から国家主義への転換は、こういう考え方を正当化する懸念がありますね。
> 何といっても、すべて国民は「個人として尊重される」じゃなくて「人として尊重される」ですからね。

日本の真面目な国民は、いい加減,目を覚ますべきです。
下は、あの事件が起きた日に書き込んだ短文ですが、あの日の最初の衝撃を思い出すために貼っておきますね:

 『7/25 - 22:43 今日の午後、山へ行く途中ラジオのニュースを聞いていると、今晩の民主党大会の話題の最中に飛び込んできたニュースが衝撃的で、そのニュースを読んでいたアナウンサーの声も少し慌てている風だった:日本の東京の近くの神奈川と云う所で、身障者の施設に20代の若者が侵入して、19名を刺殺したと日本の⚫️HKが報じている。犯人の若者は、この世に身障者がいなくなればいい、と言っているらしい。
 どんな背景があって若者はこのような2度と後戻りできない事件を引き起こしてしまったのか分からないが、これだけを聞いていると、ナチス時代の「不完全な人」を一掃しようとした安楽死事件を思い出してしまう。
 日本の40%強の人たちが正規社員でない働き方をしている今(希望するにせよ、しないにせよ/承知しているにせよ、していないにせよ)、人は「物」、チャップリンの "Modern Times" の象徴する存在に貶められようとしているわけで、それを極限まで進めると、ナチスの事件に通じてくるのではないだろうか。
 何とも恐ろしいことだ。』
2016/08/07(日) 05:13:18 | URL | yokoblueplanet #-[ 編集]
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