Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet
高速回転中の青い惑星地球、負けじと走り回る一人の記録。
思考の種(515):3)『もしも地球がひとつのリンゴだったら』(小峰書店)
1)台風で9人犠牲 岩手老人施設の悲劇は安倍無策政権の人災 2016.9.(日刊ゲンダイ)


人災:台風で9人犠牲 岩手老人施設の悲劇

 5日、台風12号が九州北部に上陸した。先週、東北と北海道を襲った台風10号の爪痕がまだ残るのが、高齢者施設で9人が亡くなった岩手県岩泉町だ。今も500人以上が孤立し、町内全域の約1万人に避難指示が出ている。かくも甚大なダメージの災害が頻発するのは、歴代政権の無為無策がもたらした“人災”のためだ。

 2年前に広島市で大規模な土砂災害が発生した直後、日刊ゲンダイは環境社会学者として滋賀県と近畿圏の水害被災地調査をした嘉田由紀子・前滋賀県知事を取材した。

 その時のインタビューで水害を受けやすい場所に新住民が住む傾向があり、その土地の成り立ちを知らず、水害に遭う。そんな例が日本各地にある〉〈最近は福祉施設などが、(水害の)リスクが高い地域にできる傾向にあり、大きな問題をはらんでいる〉と指摘。まるで、岩泉町の災害を2年前に予見していたかのようである。


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2)筆洗 - 貧しき者に温かい小石川養生所の医師、新出去定(にいできょじょう)を描いた黒澤明監督の「赤ひげ」(一九六五年) 2016.9.13.(東京新聞)


山と盛られていたのは土ではなく

都民への「ウソ」だったのか


 貧しき者に温かい小石川養生所の医師、新出去定(にいできょじょう)を描いた黒澤明監督の「赤ひげ」(一九六五年)。赤ひげとは、その医師のひげの色だが、映画で見れば赤ではなく、黒にしか見えない。モノクロ作品なので当然である

▼それでも撮影時、ひげの色は「赤」だった。
医師役の三船敏郎さんが自分で髪の毛とひげを赤っぽく脱色していた。ノンフィクション作家、松田美智子さんの評伝によると薬が強く、脱色のたびに頭皮が痛み、歯が浮いてしまう症状も出たが、三船さんは一年半も苦痛をこらえてそれを続けた。誰も気がつくことのない「赤」のためである

見えぬところでも手を抜かぬ役者の誠意とは正反対に、「建物の下で誰も気がつくまい」とでも思ったか。築地市場の移転先となる豊洲市場土壌汚染対策のための盛り土が一部で行われていないことが分かった。市場移転そのものを揺さぶる大失態である

▼都は盛り土をしたような説明を続け、その事実を知っていながら黙っていた。山と盛られていたのは土ではなく都民への「ウソ」だったのか

▼「説明不足だった」という釈明も不愉快である。不足とは「十分ではないこと」。今回、説明は一切なかったのである

▼都は盛り土がなくても安全は確保と説明をしているが、もはや信じにくい。都庁の床下もよく調べてみた方がいい。信用という「土台」が失われている。






3)筆洗 もしも三十五億年の生命の歴史を一時間に縮めると…。 2016.9.10.(東京新聞)


もしも三十五億年の生命の歴史を一時間に縮めると…

最初の一秒で単細胞生物が生まれ、五十一分十秒もたってから魚が登場する。

『もしも地球がひとつのリンゴだったら』

 もしも三十五億年の生命の歴史を一時間に縮めると…。最初の一秒で単細胞生物が生まれ、五十一分十秒もたってから魚が登場する。恐竜は五十六分に現れ、三分後に絶滅。現生人類の誕生は五十九分五十九秒八の出来事だ

『もしも地球がひとつのリンゴだったら』(小峰書店)は、大きなスケールの出来事を身近な尺度に置き換えて見せてくれる絵本だ。地球をリンゴにたとえれば、人が住めるのは、八分の一。だが、その中には農業に向かない土地が多く、都市化で失われた農地も多いので、リンゴを三十二等分した小さな一かけの土地で、人類の食べ物は生産されているそうだ

▼そんな本をめくりながら、つくづく感じるのは、人の傲慢(ごうまん)さ、あさはかさだ。五十九分五十九秒八に現れたばかりなのに、たった〇・二秒後に自らを絶滅させるほどの核兵器を、手放そうとしない

▼きのう核実験を強行した北朝鮮は、「われわれの尊厳と生存権を守り、真の平和を守るため」に核兵器が必要だと声明を出したそうだが、その「われわれ」とは、誰のことか

▼人の寿命を砂浜の足跡にたとえれば、わずか五歩の足跡も残さずに死んでしまう子は、日本や韓国では千人のうち三、四人。だが、北朝鮮では二十七人もいる

国の富を子どもの命を守るために使わず、人殺しの道具に費やす。「われわれ」という言葉の何と虚(うつ)ろなことか。





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テーマ:税金 - ジャンル:政治・経済

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