前記事から引き続き、牛の角を捉えるヘッダー (Header) と呼ばれるカウボーイと後脚を捉えるカウボーイ、ヒーラー (Heeler) の共同作業で行われるティーム・ローピング (Team Roping) :子牛の頭には、皮の薄い頭を守るための防護帯が装着されている。
ローピングは実際に牧場で必要な技であるため、地元の熱心なファンが多い:息子と父親、夫婦、父親と娘、兄弟などの組み合わせも多い。
下のティームは、まだ10代前半と思われる娘と父親のハリソン組:素早く子牛の頭を捕らえた娘。
規定に沿って、直ぐに子牛の向きを変え、ヒーラーを務める父親の方に子牛の脚が向くようにする。
実際に脚を捕らえるまでに掛かった時間は8.51秒だったのだが、両脚を捕らえる事が出来なかったため、罰則で5秒が追加された。記録は13.51秒。
8番目のティームは、ハーマンとエディ:ハーマンが子牛の頭を捕らえたまでは良かったのだが、前の親子と同じ結果になった。片脚だけの捕縛になったので、基本記録11.83秒に罰則の5秒が加算され、最終記録は16.83になった。
地元のティーム・ローパーは大人数なのだが、実際に本大会で技を披露できるのはその中の予選を上位通過したものだけとなる。このローピングの予選を撮影する時には、時に半日、あるいはそれ以上掛かることもある!
撮る方にとっては、かなり厳しい。
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