ウィリアムズの果樹園や季節の水田を抜けて一山超えるとベア・ヴァリー (Bear Valley) :幹線道路から谷の奥へ入る小道に入る。去年は比較的降雨量があったので、全体的に野草の状態は前年に比して良好だったが、種類によってはまったく良くなっているとは見えないものもあった。(今年-2017年-は「多過ぎる」とも言える雨量のために、至る所で土砂崩れが起きており、倒木問題と絡んで大きな問題になっている。)
すぐドロドロになりそうな蛇紋岩混じりの地層を見せる崖に咲いていたカリフォルニア固有種のパーディのオニオン (Purdy's Onion) 、学名:(Allium fimbriatum var. purdyi) 。限定された場所にしか無く、絶滅危惧種に指定されている。

多年草で、背丈は25cm前後が多かった。乾燥気味の水はけの良い崖や平地に見られるが希少。

乾燥しているためあまり背丈の無い草やマメ科のヴェッチ (Vetch) などと混在していた。


テーマ:アメリカ縦断/横断の旅 - ジャンル:海外情報
始めてみました 綺麗な花ですよ
馬鹿みたいですが玉ねぎぼ原種って何だろうって考えたことが有って結局分からなかったです 案外ノビルが原種かなとかね
これも地下で球になるのかな? そうか絶滅危惧種じゃ掘ってみるって訳には行かないですね
> パ-ディのオニオンって言うのですか
> 始めてみました 綺麗な花ですよ
ネギ科 | アリウムの花は、綺麗なものが多いですね。
> 馬鹿みたいですが玉ねぎぼ原種って何だろうって考えたことが有って結局分からなかったです 案外ノビルが原種かなとかね
> これも地下で球になるのかな? そうか絶滅危惧種じゃ掘ってみるって訳には行かないですね
栽培種の玉ねぎ (Allium cepa) の原種は分からないようですが、近い原種は中央アジアにあるそうです。
イランの労働者の中には玉ねぎを生のまま齧る人もいますね。
ヨーロッパから白人が来る前のアメリカでは、先住民が食料として野生のネギ科の植物をそのまま生で食べたり、焼いたり、他の食材と一緒に食べたりしていたそうです。
アメリカの野生のネギ科の植物の根は掘って見たことはありませんが、おそらく、野蒜とそんなに変わらないのではないかと思います。
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