Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet
高速回転中の青い惑星地球、負けじと走り回る一人の記録。
薬を減らすことは、薬を始めるよりはるかに難しい 2017.5.27. (週刊現代)
薬を減らすことは、薬を始めるよりはるかに難しい 2017.5.27. (週刊現代)


断薬を真摯に考える医者こそ良医である

▪️副作用の倍々ゲーム

「先日、入所された76歳の患者さん(女性)は全部で12種類も薬を飲んでいました。

降圧剤で2種類、糖尿病薬で3種類、他に高脂血症の薬、抗精神病薬、抗不安薬、睡眠薬に胃薬、骨粗鬆症の薬にビタミン剤など。

本人も『私の朝ごはんはお薬なのよ』と言っていましたが、これだけ飲んでいれば本当にお腹も膨れてしまいます。

新しい主治医の先生と相談しながら、2ヵ月ほどかけて半分くらいに減らしたら、明らかに体調が良くなって、これまでより元気になってしまいました


こう語るのは都内の老健施設に勤める看護師。

高齢者薬の多剤併用(ポリファーマシー)が問題になっている。厚労省は4月17日、高齢者医薬品適正使用検討会」を開き、高齢者が複数の薬を飲むことによる副作用の実態を詳細に調べることを決定した。

多剤併用が大きな問題になっている理由は大きく分けて2つある。1つは医療財政の問題。高齢化が急速に進むなか、日本の薬剤費は膨張を続け、'16年度は10兆円を上回っている。




医療費の自己負担の少ない高齢者はコストを考えず、医者の言われるまま処方され、場合によっては大量の薬を飲まずに残しているケースも多い。この先そのような無駄な医療は許される状況にない。

そしてそれより大きな問題が、副作用だ。

前出の検討会の構成員を務める日本老年医学会理事で東京大学大学院教授の秋下雅弘氏の研究によると、薬の種類が6種類以上になると「薬物有害作用」、いわゆる副作用の発現頻度が急増することがわかっている。

東大病院老年病科の入院患者2412名を対象に行われた研究によると、飲む薬が1~3種類の場合は、副作用の発生頻度が約7%、4~5種類で約9%、6~7種類で約13%となっている。

さらに都内診療所通院患者165名の転倒発生頻度を調べたところ、薬が4種類以下だった場合は20%以下だったのに対して、5種類以上になると40%と倍増している。

開業医として実際に多剤併用をしている患者を目の当たりにしてきた長尾和宏氏が語る。

「中規模病院における後期高齢者の処方に関する研究では、後期高齢者の約5人に1人が10種類以上の処方を受けているという結果でした。

実際、私がこれまで見たなかでいちばん薬が多かった人は、30種類ほど飲んでいました。これにはさすがに驚きました。一度に飲む量が茶碗一杯ほどもあるのです。

患者さんは『フラフラする』と訴えていましたが、降圧剤だけで10種類以上も飲んでいるので、低血圧になって足元がおぼつかなくなるのは当たり前です」


多剤併用のいちばんの問題点は、薬同士の飲み合わせによって副作用が乗数的に増えることだ。

都内大学病院に勤める内科医が語る。

「2種類までの飲み合わせであれば、ある程度研究が進んでいるのですが、3種類以上の飲み合わせになると、ほとんど研究がない。4種類の飲み合わせに関しては皆無です。

つまり、4種類以上の薬を処方されている人は科学的にも安全性が示されていない未知の領域にいるといっていい。

老年医学界では一応、薬の上限は5種類までと目安を設定しています。しかし、本当に患者の健康を考える医者なら3種類まで、それ以上はできたら処方したくないと感じるでしょう



▪️「処方カスケード」の恐怖


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テーマ:健康 - ジャンル:心と身体

コメント
この記事へのコメント
これは確かですよ
まあ年齢とともに各種の薬が増えて行くのはある程度は仕方がない面も有るが
保険制度の問題が大きいと思いますよ
お年寄りの方がス-パ-の袋位な薬袋下げて出てくる国って珍しいですよ
湿布薬まで沢山持って おいおい自分らで国民皆保険壊すつもりかって喉まで出かかりますよ、自分の曾孫の時にどうなるか考えてほしいですよ
自分の健康を考える時に重要なのは医者選びなんですがね 難しいですよ
2017/06/07(水) 15:32:36 | URL | EGUTI YOUSUKE #-[ 編集]
今日は
私も後期高齢者ですが、出来るだけ薬は少なくして欲しいと思っています。
症状がなくなると直ぐに先生に話して、その薬は止めて頂きます。
それと毎日ツボを刺激したり、身体を動かして病気が近寄らないようにと、気を付けています。
2017/06/07(水) 17:47:23 | URL | 相子 #-[ 編集]
EGUTI YOUSUKEさんへ:予防医学の重要性
EGUTI YOUSUKEさん、こんにちは。

> これは確かですよ
> まあ年齢とともに各種の薬が増えて行くのはある程度は仕方がない面も有るが
> 保険制度の問題が大きいと思いますよ

保険制度の問題ではなく、患者の安寧を最優先に考えず、矢鱈と薬を出す医者に問題があります。
加齢による体の不調は自然の流れで仕方がないものですが、高齢者を責めるのはお門違いです。

> お年寄りの方がス-パ-の袋位な薬袋下げて出てくる国って珍しいですよ
> 湿布薬まで沢山持って おいおい自分らで国民皆保険壊すつもりかって喉まで出かかりますよ、自分の曾孫の時にどうなるか考えてほしいですよ
> 自分の健康を考える時に重要なのは医者選びなんですがね 難しいですよ

日本の医療保険を喰い物にしているのは、お年寄りではなく、予防医学に力を入れず、金儲けのために薬を押し付ける薬品企業、それをそのまま患者に出し続ける医者の問題です。
そしてそれを問題視しない立法府の輩。アメリカと同じで薬剤企業や保険企業の献金で飼われている輩も多いのでしょうね。
何が良いのかの知識を持っているのは、専門家の医者、薬剤師です。

きちんとした知識も与えられず、薬漬けにされているお年寄りは喰い物にされているのが現状であると思います。
副作用が、実際はさらに健康を害していると分かれば、無闇に薬を服用することは少なくなるはずです。
2017/06/08(木) 08:59:35 | URL | yokoblueplanet #-[ 編集]
相子さまへ:医師、薬剤師の責任
相子さま、

> 今日は

こんにちは!

> 私も後期高齢者ですが、出来るだけ薬は少なくして欲しいと思っています。
> 症状がなくなると直ぐに先生に話して、その薬は止めて頂きます。

しばらく前に製薬会社のコマーシャルがTVで流されるようになりましたが、そのコマーシャルが猛烈なんです。
新薬が出ると、視聴者に向かって、こんな症状が無いか?これは⚪️⚪️と云う名前の病気で、この薬を服用すれば治るので、医者にこの薬の話をしてください。ただし、副作用には1、2、3、4、5、6、7、、、「死亡」も含めてあります。。。と猛烈な早口でまくしたてます。

医者は、これが一番嫌なコマーシャルだと言っているようです。
これだけ副作用のある薬を誰が服用するの?!って思いますが、一応、企業側としては表明しておかないと集団訴訟などを起こされた時に大損害になりますから、そこまで考えてこんなコマーシャルを流してるんですね。
最悪です。

> それと毎日ツボを刺激したり、身体を動かして病気が近寄らないようにと、気を付けています。

予防医学は儲からないから流行らないと云う見解もありますが、私はそれは全く逆だと思ってます。
薬の弊害が如何程かと云う知識が十分に行き渡れば、誰だって薬無しで生きられるものなら、その方が良いと考えるだろうと思います。

病気を作る薬漬けの治療でなく、薬を出さなくても良い状態に体を維持する予防医学、是非是非真面目に実施して欲しい所です。
私はヨガやアーユルヴェーダ、Body Work 、そして食事などで良い状態を保てるよう心がけています。
鍼灸、ツボ療法なども非常に有効ですね!
2017/06/08(木) 09:13:51 | URL | yokoblueplanet #-[ 編集]
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