Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet
高速回転中の青い惑星地球、負けじと走り回る一人の記録。
弁護士深草徹の徒然日記:「普通の軍隊に変貌する自衛隊」 2017.6.21. 他
**深草徹先生の憲法に関する一連の記事の紹介です:本文へは マークの付いているタイトルから行ってください。**

0)弁護士深草徹の徒然日記:憲法9条3項加憲改憲案の「闇」 2017.6.22.

憲法9条3項加憲改憲案の「闇」

憲法改正のための『立法事実』は存在せず

 。。。要するに、憲法9条1項、2項をそのままにして3項で自衛隊の存在を明記するという9条3項加憲なる憲法「改正」について、保岡(興治 自民党憲法改正推進本部 本部長)氏は、緊急性も法的必要性もないと言い切っているのです。。。
  私は、当ブログ6月16日蘭の『憲法9条をグロテスクな条文にしてはならない』という記事で、硬性憲法を改正するには、「現行憲法のもとで、国の行政、国民生活の上に著しい支障が生じており、憲法を改正しなければこれを解決することができない事態に立ち至っているという状況が認められなければならない」、「これを憲法改正のための『立法事実といいます。」と書きましたが、保岡氏は、そのような「立法事実」が存在しないことを自白してしまいました。





1)弁護士深草徹の徒然日記:「普通の軍隊に変貌する自衛隊」 2017.6.21.

「普通の軍隊に変貌する自衛隊

 軍隊はどんな小さな穴でもこじ開け、自己肥大を遂げようとする衝動に突き動かされるものです。軍隊とは、不羈独立へのはてしない野望を追い求めるものです。そういうことは、既にこの5月、私が、当ブログに連載した『明治維新という時代』の第二話『ニワトリからアヒルの帝国軍隊』で述べたところです。

 自衛隊も、憲法9条があるにもかかわらず、小さな穴をこじ開けて、ここまで来てしまいました。憲法9条を変えてしまえば、どこまで暴走するでしょうか。恐るべきことです。





2)弁護士深草徹の徒然日記:憲法9条3項加憲案の「深層」 2017.6.19.

憲法9条3項加憲案=猫だまし改憲


 安倍首相は、極右・超保守勢力の後押しで、自民、公明、維新、民進の一部の大連合による圧倒的多数の賛成を得て、9条に3項を追加するという、如何にも無害そうな憲法「改正」案(教育の無償条項案も抱き合わせにして)を発議し、国民の反対の矛先をかわしつつ、まずお試し改憲をやる、そして今度はそのどうしようもない坐りの悪さをあげつらって、9条2項の書き換えと、3項による国防軍創設へと誘導する、そんな小賢しさが透けて見えます。

 私は、これを称して猫だまし改憲だと言いたいと思います。






3)弁護士深草徹の徒然日記:在日米軍の概要―これでも独立国か? 2017.6.19.

(日本は)これでも独立国か?

地位協定には、以下のような問題があり、現代の不平等条約であると言っても過言ではない。

 日本に駐留する米軍の現状について調べようと思って、外務省と防衛省のホームページにアクセスしたが、非常にわかりづらい。どうも政府は、国民に周知徹底を図ろうとする姿勢がないようだ。
 辛うじて知り得たことは以下のようなことである。





4)弁護士深草徹の徒然日記:憲法9条をグロテスクな条文にしてはならない 2017.6.16.

憲法9条をグロテスクな条文にしてはならない

 安倍首相は、憲法9条1項、2項をそのままにして、3項に自衛隊の存在を明記する条項を置くとの憲法「改正案」を提起しました。彼は、その理由としてこんなことを述べています。

 自衛隊の存在を憲法上にしっかりと位置づけ、『自衛隊が違憲かもしれない』などの議論が生まれる余地をなくすべきだ」

 おかしな理屈ですね。確かに、国民の中には、自衛隊憲法9条に反するとの意見が根強く存在し、また憲法学者の中でも自衛隊違憲説は決して少数とは言えません。しかし、政府は、内閣法制局を通じて、自衛隊の活動に関わる個々の問題ごとに政府の解釈を示し、自衛隊と憲法9条との整合性を、ひとつずつ積み上げてきました。それらの政府解釈は、膨大な数になり、元内閣法制局長官阪田雅浩氏が、一冊の本にして出版されています(『政府の憲法解釈』有斐閣)。

 安倍首相は、これらに基づいて、行政府の長として行政権を行使し、「自衛隊の最高指揮監督権」を行使してきたのではなかったのでしょうか。





5)弁護士深草徹の徒然日記:「文武両道」を廃した日本国憲法 2017.6.15.

「文武両道」を廃した日本国憲法

 戦前、日本は、「文武両道」と言いつつ、「武一道」で突っ走ったことを思い起こしてみると、この言葉はみごとに憲法9条の趣旨を言い表していると思います。

 今年の5月3日は、憲法施行70周年の記念すべき日でした。この日、安倍首相は、憲法9条1項、2項をそのままにして、新たに3項として自衛隊の存在を明記する規定を置く、東京オリンピックが開催される2020年には、新しい憲法を施行できるようにしたいとの決意を表明しました。

 わが国は、憲法9条により、これからの日本は「文一道で行く」と世界に宣言しました。これは、武のもたらす悲惨を目の当たりにした国民の心に強い共感を与え、深く、広く支持され、現在に引き継がれています。

 ところが安倍首相は、再び、「文武両道」を唱えているのです。これは、「武一道」への第一歩。東京オリンピックに軍靴の足音を忍びこませてはなりません。




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テーマ:軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル:政治・経済

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