3,187mのマウント・ラッセン (Mount Lassen) の正式名称はラッセン・ピーク (Lassen Peak) だが、ほとんどの人はマウント・ラッセンと呼んでいる。サクラメント・ナショナル・ワイルドライフ・レフュージから見える雪山がラッセンだった!
今は雪を冠した美しい姿だが、ラッセン・ピークは火山:20世紀初頭の1914〜1917年には活動が活発で、特に1915年5月22日の噴火は強烈で、火山灰が300km東まで到達したという。20世紀に大爆発をした北米大陸のもう一つの火山は2,549m のマウント・セイント・ヘレンズ (Mount St. Helens) で、1980年のことだった。(2−3年前にやっと訪れたが、まだなぎ倒された木々がそのまま斜面に残っており、爆発の規模を生々しく残している。)
ラッセン・ピークと隣には今はもう無くなってしまったマウント・テハマ (Mount Tehama) があった。ラッセンより300m 高かったそうだが、今残っている部分はブロークオフ・ヴォルカーノ (Brokeoff Volcano) 、ブロークオフ・マウンテン (Brokeoff Mountain) と呼ばれており、高さは2,816mあるそうだ。
前に紹介したカリフォル二ア固有種のナロー・リーヴド・オニオン (Narrow Leaved Onion) あるいはナローリーフ・オニオン (Narrowleaf Onion) として知られる, 学名: (Allium amplectens) と同じ種類かと思われる「葱坊主」がたくさんあったのだが、
すでに盛りは過ぎ、乾燥し始めていたので100%の確認はできない。紫色のブルー・ディックス、パープルヘッド (Blue Dix / Purplehead) 、学名: (Dichelostemma capitatum) も混じっていたが、同じく盛りは過ぎ、花が萎んで乾燥し始め上を向いていた。
テーマ:アメリカ縦断/横断の旅 - ジャンル:海外情報
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