Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet
高速回転中の青い惑星地球、負けじと走り回る一人の記録。
思考の種(568):1)前代未聞!今度の選挙で自衛隊が心底、困っている裏事情 & 2)伊勢崎賢治:もしもアメリカ軍がアメリカ「自衛隊」になったら? 2017.7.22.(現代ビジネス)
1)前代未聞!今度の選挙で自衛隊が心底、困っている裏事情 2017.10.10. (現代ビジネス編集部)


北朝鮮情勢も心配だけど、こっちも…

▪️空自幹部が嘆息「こんなことは前代未聞だ」

戦後、国政選挙でこれほど混乱することがあっただろうか。

北朝鮮のミサイル発射や核実験が相次ぎ、安倍首相自身が「真摯に説明責任を果たす」と言った森友学園、加計学園の問題についても大して説明されないままに(これが「問題だ」という人も「問題でない」という人も、少なくとも国会での追加説明がなかったことでは意見の一致を見るだろう)、衆議院は解散されてしまった。

そこに小池百合子都知事の「希望の党」発足、民進党の合流・分裂・解党騒ぎと、推理作家でも想像しなかったであろう出来事が日々発生し、前日までのニュース内容がオセロのようにひっくり返される状況だ。

10月10日、いよいよ公示日を迎える、この衆議院選挙。来たる22日の投票日まで何が起こるかわからない。だが、おそらく一般国民の平均以上に、この状況をはらはらしながら見守っている人々がいる。自衛隊関係者である。

「これは、前代未聞の事態だ」

ある防衛省・航空自衛隊幹部は取材に対し、こう話して、深く嘆息した。


写真、記事詳細は、上の タイトルから元記事へ>>




2)伊勢崎賢治:もしもアメリカ軍がアメリカ「自衛隊」になったら? 日本人のノンキな思い込みを撃つ 2017.7.22.(現代ビジネス)


もしもアメリカ軍がアメリカ「自衛隊」に

なったら?


自衛権」って、日本人が思うほど当然の

ものでは実はない

▪️70年間の「思い込み」

ウヨクは自衛権はマッカーサーが認めただろ」と言い、

サヨクは自衛権は自然権だろ」と言い、

右・左を問わず、広く「合憲」であると支持され、愛される自衛隊。




右・左は、喧嘩してなんぼ、のものですが、憲法9条に関して改憲・護憲で激しく衝突するも、「自衛権」、そして、それを実行する「自衛」隊に関しては、見事に一致して、当然のもの、としているようです。

ところが、自衛権」って、日本人が思うほど当然のものでは実はないのです。ただそんなことを言っても、なにせ戦後70年続いた思い込みです。そんなに簡単に正せるとは思っておりません。

だから、ここにちょっとしたたとえ話をつくってみました。いかに日本人の「当たり前」が外からは奇妙に見えるか、おわかりいただけるのではないかと思います。

それではお楽しみください。


▪️もしもトランプ大統領がこんな宣言をしたら…

アメリカのトランプ大統領が、ある日、世界に向けて、突然こう宣言しました。

今日から、全てのアメリカ軍は、アメリカの「自衛権」のためだけに行動する!

国連安保理で責任ある国だから、国連憲章51条に則って。

51条って、一応、個別的自衛権集団的自衛権の二つの自衛権「固有の権利」として認めているけど、アメリカは、もう、集団的自衛権はやらない!

だって、NATOなんか、アメリカにおんぶに抱っこで、金も出さないしね。

アメリカは、もう、個別的自衛権しかやらない!

アメリカだけの国益のために、アメリカだけの判断でやる個別的自衛権

それも、「必要最小限」のことしかやらないから安心してね。

アメリカは「民主主義」のチャンピオンだし、信用してよ。ホント、控えめな個別的自衛権しかやらないから。

それも「警察比例の原則」に基づいて。

これ、世界の警察官になるって意味じゃないよ。

敵が攻撃を仕掛けてきたら、その武器、性能、使用量、予想被害を瞬時に計算。同じく瞬時に、それに見合う武器、使用量を計算して、撃ち返すの。

それで敵があきらめなかったら?

ま、まあ、そういうことは、その時に考えりゃいいよ。

個別的自衛権だしね。アメリカの領土の外ではあんまりやらないだろうけど、やったとしても、基本、「警察」で行くから


「だいじょーぶ、心配いらない」

あ、そう、そう。

「警察」だし、もう、アメリカが「戦争犯罪」を犯すなんて考えなくてもいいと思うんだ。国際人道法の違反だよ。民間人をたくさん誤射しちゃったり、住宅地や病院や民間船を誤爆しちゃったりするヤツ。控えめな個別的自衛権だから、そんなこと起こらないって。だ い じょー ぶ。

だから、アメリカ軍は、名称を「アメリカ自衛隊」に変えて、軍法と軍法会議も廃止しようと思う。

それでも、なんか事件を起こしたら、基本、それをやった隊員の責任ね。

まあ、アメリカの刑法と国内の捜査能力でどこまでやれるかわからないけど、できるだけ、ガンバる。

こじれたら、補償金ね。被害者、家族と示談。オレ、こういうの慣れてるし。最高司令官のオレに、どーんと任せてよ。

それでも、納得いかなかったら、そのアメリカ隊員、国際刑事裁判所でも、どこでも、突き出しやがれ!(まあ、アメリカが軍事支援している国のほとんどは、アメリカ人を国際刑事裁判所に訴追しないと合意してくれているし)

それと、アメリカ自衛隊の、現状の国外の駐留基地は、基本、そのままね。

なんか、やっぱり、「アメリカ自衛隊」にいてほしいって国も、あるんで。

事件が起きたなら、その国の裁判権に委ねればいいじゃないかって?

ダメー! そんなこと、アメリカ国民が許すわけないだろ! アメリカはわざわざ駐留してやっているんだから。まったく……。


▪️現在、地球最大の戦争は?

さて以上のお話は、「民主主義」「平和主義」に置き換えれば、ほとんど日本に当てはまります。

え、そんなはずはないって? 

そう思われるかたはもう一度最初から読み直してみてください。

もちろん、アメリカ人を国際刑事裁判所に提訴させない悪名高きBIAs : Bilateral Immunity Agreemens(訴追免除二国間合意)のようなものを、日本は、日本が支援している国に強いていませんが。

ちなみに、前自民党政権が駆け込みで合意し、前民主党政権がそれを実効化した日ジブチ地位協定では、駐留する自衛隊が公務内、公務外で何をしても、ジブチ政府に裁判権はありません。日米地位協定の米軍より有利な条件で、自衛隊は、この北アフリカのイスラム教スンニ派の小国に、現在でも駐留しています。

そして、現在、地球最大の戦争は、2001年の9.11同時多発テロを契機にアメリカが「個別的自衛権」を口実に始めた「テロリストとの戦い」です。

伊勢崎賢治氏の過去記事は こちら>>


写真、記事詳細は、上の タイトルから元記事へ>>


スポンサーサイト

テーマ:軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル:政治・経済

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://yokoblueplanet.blog112.fc2.com/tb.php/16151-410a7588
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック