Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet
高速回転中の青い惑星地球、負けじと走り回る一人の記録。
肥田瞬太郎 「内部被爆の真実・危険とどう向き合うか」 2012.3.31. 尾道しまなみ交流館
肥田瞬太郎 「内部被爆の真実・危険とどう向き合うか」 2012.3.31. 尾道しまなみ交流館

Recorded on 12/03/31尾道しまなみ交流館、収録配信DreamCraft.jp


一部書き起こし:

「。。。被曝をして生き残った人たちのお世話をしてきました。そういうことなので、原子爆弾、つまり放射線爆弾を受けた人がどういう経過を辿ってどういう風に死んで行くかを私の生涯の眼でずっと見てきました。今、外国のの人から電話がかかって来たりファックスが来たりしますが、皆が云うのは、世界で初めて放射線の爆弾を浴びせられて何十万と云う広島長崎の人たちが死んで行ったのに、なぜ逃げる所も無い狭い国のに、53基もの原発をなぜ造ったのかと訊かれます。云われてみれば、その通りなんです。
アメリカは今度の事故を聞いて、直ぐ日本の内地にいるアメリカ人に福島から80kmは慣れた所へ逃げろと指示をしています。つまり80km以内では放射線の被害を受けて非常に危険だと云う事を知っていたからです。
日本政府はやっと20km、30kmの所の人に頼むから逃げてくれと云う言い方をしています。
つまり日本政府は放射線の被害をまったく知らない、今でも知りません。なぜそんなことが起こったのか。ゆっくり話して行きたいと思います。
まず放射線について、嫌と云う程新聞やテレビでも聞く。しかし放射線と云うのは眼に見えませんからいくら想像してもサッパリ分らない。人間は眼で見えない物は理解のしようがない。
放射線について、約束事ですからこれは知っておいて欲しい。放射線はある物質の小さな粒です。
人間は何でも大きさとか色んな物を知りたがる。。。皆さん、家に持っているメートル尺の一番小さな単位が1mm。
放射能の粒の大きさは、学者によれば直径は1mmの60億分の一。。。そんな小さな物が人間の体を傷める。
いま盛んに云われている外部被曝内部被曝と云う言葉があります。
外部被曝は肝心の放射線が人間の体の外にあって外にあった放射線の影響を受けた場合が外部被曝
今政府が盛んにどこどこは何ミリシーベルトって云います。それはそこの辺にある空気の中や地面やあっちこっちにある放射線は大体何ミリシーベルトの強さだよ。なんでそんなことを云うかと云うと、そこから放射線の影響がなんぼあっても危険ではないので言っているんです。安全な範囲だから言っているんです。
所が政府の言わないのが、その何ミリシーベルトが体内に入った場合は全然別な話になる事をひと言も言っていないんです。外から受ける場合は、その小さな粒がどんなに強いエネルギーを持っていても、核分裂をして出て来る放射線が人間の皮膚を貫いて中に入る力が無い限りは心配はない。人間の皮膚は非常に強いですから簡単には通れない。
所がその放射線が呼吸や水を飲んだり、食べ物について体内に入った場合には話が全然別になる。
どんなに少量であっても体内に入ったのは、全部有害なの。必ず人間の体に何らかの被害を起こす。
それも入った時にすぐ起こすんではなくて、何年も掛かって人間の体を中から壊す。
これが内部被ばくの怖さです。

                                                     
ところが日本人に取って不幸な事は、日本はあの爆弾を落とされた挙句の果てに、9月2日からアメリカの軍隊が日本へ上陸をして日本はアメリカ軍の占領下に置かれました。
つまり天皇も日本政府も、それまで日本人の面倒を見て来たすべての日本の政治機構、つまり国民が生きて行く上で色々面倒を見てもらう日本の政府がやっていた事をアメリカがその権利を全部取り上げて、天皇も政府も総理大臣ももう明日からは全然役にも立たない。自分が日本の主人として何もかも自分の命令で日本人は生きてもらう。
そう云う状態が7年続きました。
いまいらっしゃる皆さんは、本当の当時のお年のかたで生きていらした方は日本がそう云う事になったとご存知の方は何人か居られる。
しかし戦後産まれて来た方はまさか日本の国が他所の国の将軍に生きる事も死ぬことも何もかも全部その人の許可で行われる。ちょうど今、イラクの国民が長い間占領されたアメリカやイギリスの軍隊に支配されて来たと同じような事が7年間日本に続きました。

その占領したアメリカ軍が9月2日、日本に上陸した途端に放射線の事について政策を発表しました。
日本の広島長崎の市民は原子爆弾を投下されて大変大きな被害を受けた、たくさんの人が死んだ。同時にまたその影響で怪我をしたり、いままで経験の無かった病気が出たりして苦しんでいる人がたくさんいると。
                                                     しかし今、原爆で被害を受けた人たちが、体に受けた被害は、全部アメリカの軍隊の機密である。
だから自分がどんな怪我をし、どんな風に体の具合が悪い、何が起こっていても自分の親兄弟といえどもひと言もしゃべってはいけない。
自分が原爆に遭ってこうなったと云う事を話してはいけない。
日本の医師、医学者は当然怪我をしたり病気になった原爆の被害を受けた人から診察を求められるだろう。
患者を診るのが仕事だから診るのはよろしい。
しかし見た結果を詳しく書き残して仲間同士で研究したり調査したり日本の学界に発表したり、原爆の被害を受けた人たちの事を論文に書いてはいけない。
その瞬間から患者も黙り、医者もその事に付いてはひと言もしゃべらなくなった。
つまり原爆の被害、世界の誰もまだ知らない初めての人間の体に起こった被害について、原爆の被害に付いてやられた本人もしゃべらない、見たお医者さんも書く事ができない。
それが7年間続いて、アメリカが帰ってすぐ、日本とアメリカの政府はすぐ安保条約と云う軍事同盟を結びました。
そして日本はまだ当時恐ろしかったソ連と云うのがいた。ソ連が核兵器を持って攻撃したようなことがあったら、日本はアメリカの核で守ってもらうと日本の政府は国民に安保条約の事をそういう風に発表した。
これは嘘八百なんですね。
アメリカ人は日本人のためにソ連と戦争する気なんて毛頭なかった。
しかし日本政府は軍事同盟を結ぶにあたって国民を納得させるために、アメリカが考えてもいない嘘をついて今日まで軍事同盟を結んで来ました。
そこで日本の国民が自分たちの命を守ってもらうアメリカの核兵器が不利になるような事は日本人は絶対してはいけないと云う訳で、核兵器反対運動も放射線の勉強の問題も一切日本の政府は望ましくないと云う事で、日本国民にそれは何となくやらないで欲しいと云う姿勢をず~っととって来た。
そのために、チェルノブイリが起こって、世界中の人が放射線というものでどんなに残虐に人間が殺されるのかと云う事をチェルノブイリでは学んだんだけれど、その前にあった本家本元の広島長崎についてはほとんど世界中の人が日本人が大変な被害を受けたと云う風には思っていない。
原爆の被害は爆発の時のあのもの凄い熱と破壊するあの大きな力、これで皆殺された。でもその時に被害を受けた人たち、特に原爆には直接遭わなかった、当日広島にはいなかった、だけど何日か経って自分の家に帰ったら、家は無いし家族もバラバラ。そう云う人たちが焼け跡を歩いて奥さんや子供や兄弟の消息を尋ね歩いた。その人たちは原爆を浴びていないのに、後から街中を探し歩いたために残っていた放射線の影響を受けて色んな病気が出ました。
これが今言われている内部被曝です。当時は僕たちは内部被曝と云うことばは知りませんでした。
当日は町にいなかった、現場にはいなかった。だけど後で町に入って何だか分らないけれども具合が悪くなった。
それは僕たちは「入死被曝」、死に入って被爆をしたのだ、「入死被曝者」と云う名前を付けました。
日本の仲間の医者やあるいはたくさんの人たちに、原爆は直接浴びなくても、後から町に入っただけでこんな恐ろしい病気が起こるんだよと私は言って来ました。
所がやっぱり占領軍は中に入ったわずかの放射線は人間の体には何の害も及ぼさない。
だから一部の医者が言っている入死被爆者にも病気が起こいると云うのはアメリカを悪く云うためのデマである、とず~っとアメリカはそういう風に放送
して、良心的に原爆の本当の怖さを云おうとする医者たちをブラックリストに載せて、私は国立病院に勤めていたのですが、マッカーサーの指令で首になりました。
そう云う真実を伝えようとする人たちは、大なり小なりアメリカの干渉を受けて首になったり、開業をしていても色々な妨害を受けて、皆、みんな、不利を被って、少数の人たちが沈黙を守ったまま消えて行きました。
そのために日本の国民は自分の仲間が世界で初めてあんなむごたらしい殺され方をしたのに誰もその事を今、思いつける人がいない。
恐らく皆さんの中には広島長崎の原爆について色々本を読んだり映画を観たり、あるいは集会で話を聞いたり、被爆者地震からも話を聞いたりした方がいると思います。しかし皆さんが云う広島長崎の被害はと訊けば、スゴイ熱で焼き殺された、凄い爆風で家を潰されて押し殺された、こう云う理解をする方はあっても、あの爆弾が出した放射線で一生がい病気で苦しんだと云う説明の出きる方はこの中にはほとんどおそらく居られいないと思います
それ位あの爆弾の本命であった放射線の被害は肝心のいま生きている皆さんの頭の中には印象づけられていない。つまり世界の人は日本だけがあんな被害を受けて、日本人はみんな放射線の被害を良く知っているはずだと思っている。所が残念ながら皆さんは放射線被害につてはほとんどご存じない。
だから今度福島で原発が事故を起きてあそこから出る放射線の被害があそこにいる人だけではなくて、もう九州の果てまで被害が出始めていると云う事を知って、何がそんなに怖いのかがよく分らない。ただ怖いと云う事だけはわかった。
自分の子供も今まで出た事の無い鼻血を出して、訊いてみれば、福島の放射線がまだ出てる。それが風に乗って来て自分たちの町の中にもホットスポットが、たくさんまとまって降っている所があって、そう云う影響が出ている。今日本の30代の小さい子供を持ったお母さん達は、この子供をどうして育てたら良いのだろうと皆心配しています。
テレビやラジオを通じて日本の放射線の専門家と賞する先生方が言って来たのは、安全です、心配要りません。
嘘です。。。

続きは動画でどうぞ!                                                                                                      
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テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

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