Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet
高速回転中の青い惑星地球、負けじと走り回る一人の記録。
『新しい火の創造』 エイモリー・B・ロビンス:1)米国が2050年までに石油・石炭依存から完全脱却!? 人類は大胆なエネルギーシフトを実現できるのか 2011.10.25. (ダイアモンド・オンライン) & 2)分散型エネルギーが創る新しい電力ネットワーク ―― エイモリー・ロビンスと語る 2013.11.7.(自然エネルギー財団)
1)米国が2050年までに石油・石炭依存から完全脱却!? 人類は大胆なエネルギーシフトを実現できるのか 【特別対談】ロッキーマウンテン研究所所長 エイモリー・B・ロビンス博士×東京大学名誉教授 山本良一氏 Diamond online 2011.10.25.

「発電は需要に応じ、需要のそばで行うべき」――自然エネルギーへのシフト、エネルギーの分散化を唱えた名著『ソフト・エネルギー・パス』。今からおよそ30年前に発表されこの本は、世界のエネルギー学者や経済学者に大きな衝撃と影響をもたらした。著者であるロッキーマウンテン研究所所長のエイモリー・ロビンス博士10+ 件は、この10月におよそ5年ぶりの著書
Reinventing Fire: Bold Business Solutions for the New Energy Eraを発表。「2050年、アメリカは石油や石炭といった地下資源に依存しない社会にシフトする」アイデアを示し、ふたたび世界から大きな注目を集めている。

一方、日本のエコプロダクツ研究の第一人者である東大名誉教授の山本良一氏は、ロビンス博士の説に大きな期待感を示しながら、実現可能性に疑問を投げかける。オバマ政権が提唱しつつも未だ効果を示せていない「グリーンジョブ政策」。その停滞の原因と言われるアメリカの産業構造が、エネルギーシフトでも同様に、“越えられない壁”として横たわるのではないかという懸念である。実現すれば、世界のエネルギー業界のみならず、あらゆる産業に大きな変革をもたらす『Reinventing fire』。どうすれば政治は、産業は、あるいは社会はこのコンセプトを受容し、エネルギーシフトを実現させることができるのか。2人の思いがぶつかり合う。(撮影/三川ゆき江)

太古以来、人間が化石燃料
依存し続ける構造は変わっていない




再生可能エネルギーがひらく未来 (岩波ブックレット)再生可能エネルギーがひらく未来 (岩波ブックレット)
(2013/09/05)
エイモリー・ロビンス、新原 浩朗 他

商品詳細を見る
実現可能な再生可能エネルギーが創り出す世界〜真のエネルギー革命はここから。


新しい火の創造新しい火の創造
(2012/10/05)
エイモリー・B・ロビンスロッキーマウンテン研究所

商品詳細を見る
翻訳版:雪に埋もれたロッキー山脈の中でも再生可能エネルギーと簡単な創意工夫を凝らした住宅設計でバナナも育つ!誰にでも実行可能な革命的エネルギー実践論。

山本 ロビンス博士は、再生可能エネルギーや省エネルギーの世界的な権威として、30年以上にわたりこの分野で活動されていますが、あらためて我々の社会が置かれている現状について、博士がどのように捉えられているか、お聞きしたいと思います。

ロビンス ご存知のとおり、現代社会は完全に、といってよいほど化石燃料によって成り立っています。何百万年も昔、私たちの祖先が、木材などで熾(おこ)した火で食料を調理したことに始まり、中国では千年以上前に、地下1~2キロのところを掘り、天然ガス、あるいは石油を、竹のパイプで汲み上げて利用していました。

 つまり、昔も今もエネルギーを取り巻く構造は何も変わっていません。経済や市場は大規模かつ高度に発展しましたが、それを支えているエネルギーはおよそ近代的とはいい難い、いわば、太古のぬかるみのなれの果てともいえる燃料なのです。

ロビンス その一方で、こうした燃料は、コストと悪影響を伴います。私たちは、築いてきた繁栄や安全を、みずからの手で蝕みつつあるのです。

山本 小手先の政策やビジネスでは解決できないような、構造的な問題に陥っているということですね。そこから脱却する視点とはどういったものとお考えですか。

ロビンス 炎のない「新しい火」を

創造する思考
だと思います。

 新たなテクノロジーによって、今までよりも豊かで公平で、洗練された安全な社会を求めるニーズを満たすために、今こそ新しい火を熾すときなのです。

古い火は、地中深くから掘り出します。新しい火は、頭上にあふれ出てきます。
古い火は、稀少です。新しい火は、ふんだんにあります。
古い火は、ある場所が限られています。新しい火は、どこにでもあります。
古い火は、やがてなくなります。新しい火は、永遠にあります。



 新しい火は、燃料を化石燃料から別の何か置き換えることではありません。社会システムや産業構造の変革をともないながら、古い火と同じだけの効果を、炎を熾すことなく得ようというものです。廃棄物から生成される一部のバイオ燃料やバイオガス、バイオマスを除いて、新しい火には炎がありません。ですが、古い火がもたらしてきた便利で信頼できる役割を、すべて果たすことができるのです。

「新しい火」を熾すための
アプローチは?


山本 新しい著書『Reinventing fire』では、その「新しい火」について述べられているのですね。具体的にはどのような実現のアプローチになるのでしょうか。

ロビンス 私は独立非営利のThink-And-Doタンク、ロッキー・マウンテン研究所というところで、効率が良く、かつ再生可能な資源の研究に取り組んでいます。主なクライアントは民間企業です。研究所では30年にわたり、エネルギーの消費量が多い4つの業界、すなわち、輸送、建築、製造、電力業界に注力して研究を重ねています。


続きは こちらから>>



Reinventing Fire: Bold Business Solutions for the New Energy EraReinventing Fire: Bold Business Solutions for the New Energy Era
(2011/10/21)
Amory B. Lovins

商品詳細を見る
英語版:雪に埋もれたロッキー山脈の中でも再生可能エネルギーと簡単な創意工夫を凝らした住宅設計でバナナも育つ!誰にでも実行可能な革命的エネルギー実践論。



2)分散型エネルギーが創る新しい電力ネットワーク ―― エイモリー・ロビンスと語る (自然エネルギー財団)2013.11.7.千代田区日本プレスセンタービル10階

講演動画:


Video streaming by Ustream


会議要旨:公益財団法人 自然エネルギー財団主催 シンポジウム 分散型エネルギーが創る新しい電力ネットワーク -エイモリー・ロビンスと語る

エイモリー・B・ロビンス>>資料DL
ロッキーマウンテン研究所 共同創設者・チーフサイエンティスト: 40年以上にわたり、米国のエネルギー省をはじめとする各国政府機関や、世界中の大手企業のアドバイザーを務め、主に先進エネルギーや資源効率、戦略、安全保障、統合設計デザインについて助言している。30冊の著作、450の研究論文を発表しており、受賞した賞は、ブルー・プラネット賞、ザイード未来エネルギー賞、日産賞、ライトライブリフッド賞(もう一つのノーベル賞)など多数。2009年にはタイム誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」、フォーリン・ポリシー誌が選ぶ「世界の頭脳100人」に選ばれた。名著「新しい火の創造」(ダイヤモンド社)では、クリーン・エネルギーで経済成長させるための具体的ビジョンを提案し、企業が新たなエネルギー時代を築くための、収益性のある実際的な道筋を示している。)




スポンサーサイト

テーマ:環境・資源・エネルギー - ジャンル:政治・経済

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://yokoblueplanet.blog112.fc2.com/tb.php/9677-e3104cc3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック